東日本大震災から8年—2本のドキュメンタリーを通して“被災地”に息づく人と文化をみつめる。

2019年3月2日〔土〕・3日〔日〕
会場:コムズ大会議室

廻り神楽

3/2〔土〕17:30〜(講演付)/3/3〔日〕12:30〜

作品HP mawarikagura.com
2017年/94分/監督:遠藤協、大澤未来

海辺の死者と生者の通い路を、神楽衆は廻ります。
親潮と黒潮が交わる豊かな三陸の海辺を340年以上巡りつづけてきた黒森神楽。大漁や海上安全を願い、神楽を篤く信仰してきた漁師たち。しかし千年に一度と言われる大津波が沿岸を襲う。自然の強大な力により海辺の人々は深い傷を負う。
間一髪のところで津波を逃れた神楽衆が、以前と同じように海辺を巡りはじめる。神々や精霊が息づく三陸を、神の使いとなって巡る神楽衆。死者を鎮魂し、生者を元気づける音色が沿岸に響く。なぜ人々はこの地に住まい続けるのか。大災害を前に神楽はなにができるのか。
震災から6年を経てもなお、困難とはげしい変貌が続く沿岸の《現在》を、神楽に寄せる人々の願いを通して描く。

第73回(2018年)毎日映画コンクール ドキュメンタリー映画賞受賞作

(C)VISUAL FOLKLORE INC.

息の跡

3/3〔日〕10:30〜/14:30〜

作品HP ikinoato.com
2016年/93分/監督・撮影・編集:小森はるか

いまは、もういない誰かへ、まだいない誰かのために
岩手県陸前高田市。荒涼とした大地に、ぽつんとたたずむ一軒の種苗店「佐藤たね屋」。津波で自宅兼店舗を流された佐藤貞一さんは、その跡地に自力でプレハブを建て、営業を再開した。なにやらあやしげな手描きの看板に、瓦礫でつくった苗木のカート、山の落ち葉や鶏糞をまぜた苗床の土。水は、手掘りした井戸からポンプで汲みあげる。
いっぽうで佐藤さんは、みずからの体験を独習した英語で綴り、自費出版していた。タイトルは「The Seed of Hope in the Heart」。さらに中国語やスペイン語での執筆にも挑戦する。彼は、なぜ不自由な外国語で書き続けるのか? そこには何が書かれているのだろうか?

(C) 2016 KASAMA FILM+KOMORI HARUKA


089-973-9570
manekinema@gmail.com

前売券発売中
【シングル】1,100円(当日1,300円)1作品鑑賞券
【 ツイン 】1,800円(当日2,000円)2作品鑑賞券
※ツイン券は2名様の鑑賞でもご使用できます。
◎前売券販売所:明屋書店本店・石井店、いよてつ島屋プレイガイド

◎3.2(土)は『廻り神楽』上映後19:10〜講演があります。
講師:大本敬久氏(愛媛県歴史文化博物館学芸員・日本自然災害学会会員・日本民俗学会会員)
演題「地域の文化遺産とまち・ひと・復興—東日本大震災と西日本豪雨の事例から—」

◎3.3(日)は飲食スペース【きねまるしぇ】出店があります。

カテゴリー: スケジュール